【APEX】EA CEOが今年の春に語った『従来のバトルロイヤルの世界を超えて拡大する』は?具現化せず。振り返る2024年のAPEX

APEXの2024年を振り返ると(ゲーム内)

2024年のAPEXは、どんな1年だったのでしょうか?

前半戦ではオルターが新レジェンドとして参戦しましたが

ピック率下から2位を長らくキープしている状態で、現状、存在感は薄いです。

 

印象に残ったことといえば

やはり7月のシーズン22のアップデート

・2022年の11月以来の新MAP実装Eディストリクト

・エイムアシストの弱体化

・いろいろな武器調整(弱体化が入るまでモザンビーク(アキンボ)が猛威を振るう)

などなど、シーズン22は、神アップデートとよばれ、久しぶりにAPEXに復帰した人も多かったのではないでしょうか。

・7月にバトルパスをAPEXコインで購入できなくする?という改悪騒動がおきました(あまりにも悪評で公式がこれを撤回するという着地に)が改悪は実施されませんでした。

ただし、EAのCEOは今年の3月に投資家向けの説明会で

Apex Legendsは今年の後半に「従来のバトルロイヤルの世界を超えて拡大する。次の段階は、より多くのプレイ形式をどう考えるか、従来のバトルロイヤルの世界を超えてどう拡張するか、ということになります。そして、来年にはそれが見えてくるでしょう。」と語っており

2024年の後半戦シーズン23はどうだったのか?

EAのCEOが語ったような大変革がAPEXの後半戦のゲームシステムに実装されたかというと?シーズン23には劇的な変化は見られませんでした。

シーズン23は、サポート職の強化(現状のキャラピック率に大きく反映)が一番大きな変化だったのではないでしょうか。

※パッチノートはこちら

EAのCEOが3月に語ったような『従来のバトルロイヤルの世界を超えて拡大する』に見合った変化はみられていません。シーズン23になって復帰者が増えるといった効果が薄かったと思われます。来年に期待したいところです。

今年の後半にAPEXの収益は、EAの計画を下回っているという話が投資家向けの説明会で話がされていたのが気がかりですが。(STEAMでは、好収益なゲームとてランク付けされていますが)

APEXの2024年を振り返る(ゲーム外)① EWC

APEXをとりまく環境としては今年から始まったESPORTS WORLD CUPのタイトルにAPEXが選出されたという点はとても大きいといえます。世界のエンタメ・スポーツシーンはオイルマネーによるブーストを受ける!ことに業界全体が大きな力をいれています。2025年も選出が決まっているのでAPEXの競技シーン上、世界の強豪チームはALGS同様、ここをターゲットに2025年も活動していくでしょう。

※エペ速では優勝チームにインタビューさせていただきました。

APEXの2024年を振り返る(ゲーム外)➁ 競合タイトルとの闘い

2024年も国内外で様々なFPS、TPSがサービスを開始しましたが、SIEやUBIといった世界的な大手メーカーがリリースしたタイトルも短命でサ終を迎えています。

・シューティングゲームが飽和状態

・コロナ渦があけ、ゲーム以外の選択肢に時間を使う

という状況のなかなかなか、世界的に新しいヒット作が今年の終盤までうまれていませんでした。ただしというか、遂にというか、海外を中心にCODの新作、マーベルライバルズ(TPS)といった大作がヒットしはじめています。

EAとRespawn は、ここが、踏ん張りどころです。どうか、真摯にAPEXの開発に投資を行い、巻き返しを図っていただきたいです。

外部企業の盛り上げ

競合タイトルの出現とゲーム内の新たなイノベーションの欠如によりAPEXは、苦戦をしいられてきている状況にあります。

そんななかでも、日本ではV最、ASGS、楽天CUP、エペまつりなどのイベントが開催され外部企業がAPEXを盛り上げています。

日本開催のCHAMPIONSHIPとEA JAPAN

EA本体も日本市場に投資をしないわけではありません。2025年の1月に日本でのALGS CHAMPIONSHIPの開催が発表され

長年の課題であるチーター対策に対して、EAとして、プレイヤーと対話ができる部署をもうけチート対策を行いはじめています。

APEXは、まだまだいけるはず。資金投入を惜しまず、前に進めてほしい。

開発もマーケティングもサポートもチート対策も、本当に正念場なので、EAとしては退路を断ってAPEXの復活に力をいれていただきたいです。

従来のバトルロイヤルの世界を超えて拡大する。

プレイヤーにその全貌を見せていただきたいです。

 

 

 

 

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