【APEX】シーズン12で変更される「オリンパス」の紹介
サボタグ付きオリンパスマップの更新
混沌を探検し、最新のマップアップデートについて詳しく学んでください。
こんにちは、私は「エーペックスレジェンズ」のレベルデザイナー、Alex Granerです。またしてもマップアップデートがやってきました。「エーペックスレジェンズ」の最新シーズン「デファイアンス」。今回はオリンパスが舞台です。
オリンパスの目標設定
ここでは、オリンパスで設定したデザイン目標をご紹介します。
- マップを広げ、部隊をより分散させることで、マップ中央部(研究所やエステート)だけで戦闘が行われることを回避。突然発生する第三者による乱入の頻度も減らしました。
- 難所をより容易に避けられる、移動オプションを改善。
- 新エリアにプレイヤーを引き込むためのインタラクティブなマップ上オブジェクトやプレイスペースが登場し、オリンパスで新たな体験が可能。
フェーズドライバー
常に問題を抱えながらも、オリンパスは常にフェーズ技術の実験場でした。今は、マップ全体を好きなところにフェーズできるデバイスを持っています。しかも成功したのです!しかしなぜか故障してしまい、オリンパスは地上にある都市に墜落しそうになり、フェーズの中に取り残された数々の物体が散発的に周囲に発生するようになりました…
フェーズドライバーは新しく拡張されたマップの南側にあります。この新しいエリアは大きいですが、円形の流れと中央のデバイス周辺の開けた環境が様々な戦闘状況を生み出します。ドロップしてから、面白い戦いが繰り広げられるかと思います。
フェイズドライバーとは接することができるので、プレイヤーはそこから高ティアなアイテムを獲得することができます。これについては後ほど詳しく説明します。
また、フェーズドライバーを通してマップのこちら側に新しいルートが追加され、それが周辺のエリアをすべてつなげることで、このエリア全体をより意図的に体験できるようになりました。
水耕施設と盆栽プラザの室外をつなぐ、何もないカーブした高速道路の橋が、新たなエリアによって置き換えられました。このような変更により水耕施設や盆栽プラザに着陸した部隊は必ずしも同じルートを通るとは限らず、従来のオリンパスのエリアに着陸しても、新しいプレイを体験することができます。
インタラクティブなフェーズドライバーデバイス
不安定ですが、プレイヤーはフェーズドライバーを起動することができます。起動すると、アイテムローラーが3つ現れます。1回の発動で最低1個のゴールドティアのボールが現れ、45秒間のクールダウンが経てば、再び発動できます。
でもリスクの無い報酬はありません。起動するたびに、周囲のプレイヤーが聞こえる大きな音が発生します。フェイズドライバーを使っていることが知られるので、アイテムを確保している際は十分注意する必要があります。
ターミナル
ターミナルはフェーズランナーチューブの開口部であり、フェーズドライバーを稼働させるためのフェーズエネルギーを吸い上げます。フェーズランナーは問題なく動くので、ご心配なく。
ターミナルは他エリアをつなぐマップの新しい中心的エリアとして機能する、大型の屋内エリアです。5つのエントリーポイントと外装の高台のプラットフォームを持つターミナルは、その存在と周辺への影響により、研究所や盆栽プラザ周辺の開けた箇所でのプレイヤーの流れや関わり方を変えます。
内部はプラットフォームとエントリーポイントの間でプレイヤーの流れが途切れることなく、視覚的にも開放的で、相手チームや第三者が近づきすぎる前に発見できるようなデザインになっています。
ターミナルは研究所と盆栽プラザをつなぐフェーズランナーの下にあった、下部のむき出しの難所を置き換えるものです。この2つのゾーンを行き来するのが、以前より少し楽になり、面白くなりました。
動く足場
新しいフェーズドライバーとそのコンポーネントを搭載するために、オリンパスは拡大する必要がありました。モジュール式で連結可能な浮遊体であるオリンパスは、南側にまったく新しい地形ゾーンを連結しました。フェーズドライバーはフェーズランナーと接続していないといけないため、ソーラーアレイやイカロス、盆栽プラザのプラットフォームなど、既存のエリアは新しいエリアの導入に合わせて、すべてオリンパスの中心から離れ、押し出されました。エーペックスレジェンズで初めて、既存のエリアが破壊されずに同じマップ内で移動したのです!
しかし、フェイズドライバーの予期せぬ故障により衝撃波が発生し、新ゾーンの人工地形プレートが意図しない形で変化してしまったのです。また、いくつかの物体は、フェーズ状態の形になり、ゆがんでしまいました。
高台や小さな町が前線となり、このエリアを移動することが新鮮に感じられ、ソーラーアレイや盆栽プラザといったオリンパスの定番エリアの新しい位置や周辺環境でのプレイ方法が大きく変化します。
盆栽プラザやイカロス、ソーラーアレイが外側へ移動し、それに繋がる地形も変更されたため、これらのエリアと軌道砲がより直接的に繋がるようになり、軌道砲が以前のように孤立しないようになりました。
新しい北東の道
オリンパスの北東にある、タービンとリフトをつなぐ直線的な長い廊下は、特に後半のリングにおいて、敵に閉じ込められると突破しづらい難所でした。この問題を解決するために、小さいながらも、重要な新たな廊下の入り口を設けました。
これによりトンネルでの戦闘の流れが良くなり、ここで最終リングが閉じたときに発生する複数のチームによる対戦で、より多くの選択肢が生まれ、戦いを交えたり、突破しづらい難所から抜け出せるようになりました。
さまざまな微調整と追加
オリンパスでは移動するため選択肢が少なく高低差も激しいため、特に移動を得意としないレジェンドは幾つかの難所や危険なエリアを通らなければなりませんでした。今回のアップデートでは、この問題を解決したいと思います。
グロータワーにおけるローテーションと経路を解決するために、フェーズランナーに沿う地形にもう一つのスロープを追加しました。これにより、リング後半の際にタワーの真下を通ったり、エネルギー貯蔵庫の直線的な難所を通ることなく、グロータワー周辺を移動できるようになります。私自身、この問題が原因で、リング後半に研究所からガーデンへ移動する際に苦労しました。
他にもジップラインなどの小道具をマップに追加することで、移動を得意としないプレイヤーが最終リングでの交戦時に盆栽プラザを囲むスロープなどの高台に移動しやすくするなど、いくつかのQOL変更を実施しました。
リフトの南西にあるクレーンアームなど、移動が得意なキャラクターのみがアクセス可能だった一部の不公平な高台が撤去または封鎖されました。
偵察ビーコンのリスクと報酬のバランスを取るため、一部のビーコンを戦闘不利な場所に移動しました。ガーデンや研究所の滝のプラットフォームなどのいくつかのエリアで、リングについて情報を得るには、有利な場所から移動しないといけないようになっています。
使用頻度が高い、ソーラーアレイと研究所の外にある再出撃バルーンを削除しました。これはプレイヤーが多く通る場所を素早く行き来して、いきなり第三者として戦闘に突入する事態を遅らせるためです。
また、エリアの東側にあるオアシスに4つのアイテムボックスを追加し、新しい着陸/アイテム入手ルートを導入し、このエリアで誰もが同じ3地点に着陸してアイテムを入手する問題を軽減しました。これにより、プレイヤーは戦闘に飛び込む前に、もう少し安全にアイテムを拾うことができ、アイテム入手中に襲撃されることも少なくなるはずです。
研究所とその滝のプラットフォームに着陸するのを好んでいたプレイヤーにとって、小さくとも重要な変更を施しました。滝の下で常に高ティアのアイテムを含んでいたアイテムボックスが移動しました!ドックの北端にある3つのアイテムボックスに移動しました。
これはドロップ後に部隊を分散させ、研究所周辺にアクションが集中しないようにするための変更です。ドックの外側には誰も着陸していなかったので、プレイヤーが高ティア確定のアイテムを狙ってドックとその周辺に移動して、オリンパスでの新しい体験をできればと思っています。
他にも小さなQOLの変更がありますが、これらを通してオリンパスで最高のプレイヤー体験に繋がることを願っています。
今回のオリンパスマップアップデートは難しいチャレンジでしたが、皆さんがプレイするのを楽しみにしています。
「エーペックスレジェンズ」をプレイしていただきありがとうございます!「デファイアンス」のローンチでお会いしましょう!
引用元: サボタグ付きオリンパスマップの更新