【APEX】ALGSのプロチームスキンが販売されなかった理由
海外メディアDIGIDAYより抜粋
- これはDIGIDAYが独占取材した6名の情報通による話。
- ゲーム内アイテム(ALGSアイテム)の収益分配アイデアをプロチーム側からするも断られる。
- 代わりにEAとRespawnは各チームに一律6万ドル(約800万円)のライセンス料を提示。
- 各チームは、提案されたライセンス供与に納得しておらず、EAの提案を拒否する書簡をTSMとTeam Liquidを中心に作成。
※北米のトッププロチームはスポンサー契約1件で年間100万ドル(約1億3000万円)を稼ぐことがある。
各チーム: 100 Thieves, Alliance, Cloud9, Complexity, DarkZero, Faze Clan, Fnatic, G2 Esports, NAVI, NRG, Sentinels, Spacestation Gaming, Team Liquid, TSM
- 各チームはゲーム内アイテム(ALGSアイテム)の売上を「上限無しの50%50%収益分割」と「最低保証」の対案を提示。
- これに対しEAは、一律のライセンス料ではなく販売実績に基づく報酬の修正案を提示。内容は「スキンが最も売れた3チームには16万ドル(約2100万円)、次の3つが12万ドル(約1600万円)、次の6つが8万ドル(約1000万円)、そして下位8つが6万ドル(約800万円)を獲得する。」
- しかし、収益分配の話はこの修正案には含まれていなかった。
- 各チームはEAとRespawnに対して、できるだけ50/50に近い上限なしの収益分配モデルを検討するよう再度申し入れを行う。
- このカウンターオファーの後、EAは厳しいスケジュールを理由に「Apex LegendsとALGSをめぐる有意義で相互に有益なパートナーシップを構築するために、どのようにチームと協力するのが最善かを社内で議論する」と言い、2022年9月16日にゲーム内アイテム販売からのesports収益分配の話を打ち切った。
- チームブランドのスキンは2022年10月中旬にApex Legendsのストアに並ぶはずだった。
- 2022年半ばにチームブランドの「バナー」が販売されるも売上は少なかった。「本当にわずかなお金でした。」ととあるチームの幹部が述べた。
- バナーで最低保証の6万ドル以上を売れなかったチームもいたり、デザインに関与していないチームもあった。
引用元: Inside the breakdown of EA’s revenue share deal for Apex Legends esports
2022年10月に販売予定だったALGSチームスキン
NAVIスキン「ホライゾン」
G2スキン「ジブラルタル」
FENNELスキン「クリプト」
TSMスキン「オクタン」
Allianceスキン「バンガロール」
NRGスキン「ブラッドハウンド」
100 Thievesスキン「パスファインダー」
Complexityスキン「レヴナント」
Cloud9スキン「ヴァルキリー」
Crazy Raccoonスキン「ワットソン」
Twitter: https://twitter.com/kralrindoさんより